【ポケモンUSUM】めざ飛行ボルトロスの調整 【格闘Z】

 

色違いめざ氷ボルトロスを厳選していたら突如色違いめざ飛行ボルトロスがでてきた。その確率驚異の約1/437000=0.00023%。めざ氷よりも20倍も出にくい。めざ氷を狙っていたので正直とても微妙な気持ちになったのだがリセットするのも勿体ないので真面目に調整を考えてみた。調整自体はそこそこきれいなものができたと思っている。

 

 


ボルトロス@カクトウZ

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性格 控えめ

特性 蓄電

技構成 10万/めざ飛行/気合玉/悪巧み

実数値 175‐x‐91‐209‐101‐139

努力値 164‐x‐4‐196‐4‐140

(めざ飛行個体は3V固定の関係上Aは確実にVになる)

 

調整意図
C 11n
+2 めざ飛行でHD特化ブルル15/16
S 準速レヒレ抜き抜き 混乱実ウルガまで意識

余りHbd


耐久目安
H 16n‐1
H‐B 意地ガブの逆鱗15/16耐え
H‐D 控えめテテフのPFサイキネ14/16耐え(Sを1落としてDに回すと15/16耐えになる)

 

・めざ飛行の利点と型
めざ飛行を採用する唯一のメリットは自身が誘う草に一貫することである。通常はモロバレルフシギバナにはサイキネ、ブルルにはヘドウェがなければまともな打点にならないが、めざ飛行はこれらに技一枠で打点が持てる。あとは範囲を電気格闘と合わせて考えるとはっきりいって威力が同じサイキネのほぼ劣化。

 

・弱い点

めざ氷がないので本来有利なはずのマンダにまあまあ起点にされる

電気無効にも関わらず瞑想コケコにガン起点にされ、ミラーでもやりたい放題される

 

ということでめざ飛行がバレた後がとても弱い。

 

 

草を主な仮想敵と考えると、基本的にはブルドヒやバナカグヤなどの受けサイクルにしか選出しないと思ったので型はこれらに強い悪巧み格闘Z型で確定した。

 

 

・調整理由

基本的に受けサイクルにのみ選出する体で配分を考えた。

C 交代際に悪巧みを積むことでブルルをワンパンできる配分。あと11nでなんだか嬉しい。バナも控えめはワンパンできる。

S 受けサイクルによく一緒にいるメガバンギとレヒレをほぼ確実に抜けるs138としていたが、ついでに混乱実ウルガや同調整まで意識しさらに1伸ばした。

H 余りだが、きれいにHが16n‐1である175とbd4振りになった。明確に耐えたいラインが判明した場合はもっとBDのどちらかに寄せるのも一考。
記述した耐久はあくまで目安であり直接生きる場面はほとんどないように思う。

 

 

ナットにも強いので草タイプ絡みのサイクルに殺意が湧いているあなたにオススメ。

環境にあんまりいないとか知らない。

【ポケモンUSUM】s7使用構築 対面グロスミミレヒレ 最高2097

◯はじめに

HN ふぉーすです。USUMシーズン7お疲れ様でした。TN バルブレイクで潜っていました。対戦してくださった皆さんありがとうございました。今回自身初となるレート2000を2ROMで達成することができたので構築記事を書きたいと思います。

並び
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メガスピアーは色アーゴヨン



以下常体

◯構築経緯

①国際孵化で色ダンバルが生まれたのでグロス使いたい→メガメタグロスからスタート

グロスがオタクサイクルやギルガルド相手に弱い→HDグライオン採用

グライオンが浮いてるポケモン等に隙を見せやすい→襷ミミッキュ採用

グロスと相性補完に優れ害悪耐性がつく→水Zカプ・レヒレ採用

⑤相手の鋼枠特にグロスハッサムが重い、グライを出さない際の地面の一貫を切りたい→スカーフヒートロトム採用

⑥相手の電気枠が重い、鋼にも打点欲しい、→ドラゴンZアーゴヨン採用




◯個別紹介


メタグロス@メガストーン
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性格 陽気

特性 クリアボディ→硬い爪

技構成 アイへ/冷パン/バレパン/岩封

実数値 165‐193‐172‐x‐131‐170 (メガ後)

努力値 76‐220‐12‐x‐4‐196


・H‐B 陽気ガブの地震+鮫肌ダメ確定耐え

A216の1舞(一致)地震を14/16耐え

意地ミミッキュの霊Z14/16耐え

・H‐D 臆病ゲッコウガの珠悪波15/16耐え

・ S 最速ガブ抜き

この構築の軸となるポケモン。USUM要素その1のヘビボ色違い個体。

圧倒的なタイマン性能と怯み運ゲーによって相手を薙ぎ倒してくれた。

技構成について、個人的にメタグロスとしての性能を持たせるためにアイへと冷パンは確定、残り2枠が自由枠という印象だが3枠目にはバレットパンチを採用した。これが想像以上に強く、何かで削ってバレパン圏内にいれるという動きをとれるので非常に使いやすかった。またガルなどの不意討ち読みで撃つこともあった。
技の4枠目については雷拳草結び地震岩封と試し非常に悩んだ。2000達成時はウルガやリザYに刺さり起点回避、後続のSサポートができる岩封にしていた。試していないがアムハンの方がいいかもしれない。残りの技候補はどれもほとんど撃たない技であり結局何が正解なのか不明。

地震、アムハンを切っているので最速にする必要性はないと判断、準速マンダとの対面もあまり発生しないと感じたので最速ガブ抜きまでSを落とした。

初めてメガメタグロスを使ったが、怯みオッケイ氷オッケイで勝ちを拾うことも多く、グロス使いは追加効果引く前提で攻撃してくるというのも分かる気はした。ただし無理な突っ張りは当然厳禁。それでしか勝てないなら乗り込む。

選出率は2位。



グライオン@毒々玉
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性格 慎重

特性 ポイズンヒール

技構成 地震/ギロチン/羽/守る

実数値 177‐115‐151‐51‐139‐115

努力値 212‐0‐44‐x‐252‐0

・H 8n+1

・Dぶっぱ 余りB


2番目に入ってきたくせに選出率最下位のかなり怪しいポケモン

主な役割は

①レヒレと合わせてカバドランガルドの牽制

②一応の電気と地面の一貫切り

③どうしようもないポケモン、オタクサイクルをギロチンで無理やり見る

ランドロスとの差別点である羽休めと状態異常耐性を評価しグライオンを採用した。しかし現実はほとんど選出できずギルガルド受けはミミッキュの皮が担うという有り様であった。選出面で圧力かけれていたと思いたい。ギロチンの試行回数を稼げそうな相手にだけ選出していた。ほとんど選出しないのにレート落とすことを恐れて変更しなかったのは大きな反省点。

あとになって思えばどう考えてもランドロスの方がいいです。当時の自分は何を考えてたんだ。


選出率はぶっちぎりの6位



ミミッキュ@襷
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性格 意地っ張り

特性 化けの皮

技構成 じゃれ/シャドクロ/剣舞/影うち

実数値 131‐156‐100‐x‐125‐148

努力値 4‐252‐0‐x‐0‐252

・ASぶっぱ 余りH


最強のストッパー。グライが浮いてるポケモンの起点になりそうだったので採用。

アイへギャラドスが現れたと聞いてABミミッキュすら信用できなくなり襷で採用した。基本選出(後述)をメガ+襷+Zの形にしたかったという理由もある。

基本的に後投げしないが相手の積み技読みで投げてアドをとることもあった。

グライが見せる隙をケアするために入れたポケモンだが結局グライをあまり選出しなかったので単純なスペックの高さで活躍した印象。

選出率は3位。



カプ・レヒレ@水Z
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性格 控えめ

特性 ミストメイカ

技構成 ドロポン/ムンフォ/挑発/瞑想

実数値 175‐x‐135‐161‐150‐108

努力値 236‐x‐0‐252‐0‐20

・H 16n‐1

・Cぶっぱ 余りS


本構築のMVPポケモン。水枠としての採用。グロスが苦手なクレセカバポリ2などを瞑想で起点にしZで崩していく。

ミズZは珍しい持ち物ではないがとにかく火力をなめられており、受け出してきたコケコやカグヤなどを何回もZで返り討ちにしていた。

グロスの雷拳警戒、こちらに型破りが刺さっていることなどからギャラドスはメガであればほぼ確実にメガしてくるのでレヒレでの処理がしやすかった。

技構成に関しては、一致技のドロポンムンフォ、害悪戦術に抗える挑発、ポリ2などの高耐久を崩せる瞑想でほぼ確定。一応めざ炎個体だが挑発を押す機会の方が多いように感じた。
ハイドロポンプとかいう技が本当に弱い。撃つ際は本当に撃つ必要があるのかを考えるようにした。


選出率は1位。


ヒートロトム@スカーフ
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性格 控えめ

特性 浮遊

技構成 オバヒ/十万/ボルチェン/トリック

実数値 125‐x‐127‐172‐128‐138

努力値 0‐x‐0‐252‐4 ‐252

・CSぶっぱ

・ダウンロード対策D4振り

・スカーフでS実値207(最速135族抜き抜き)


相手にグロスがいれば基本出す。重い鋼を焼くのとコケコやメガゲンガーなどをオバヒで削ってグロスのバレパン圏内に入れるのが仕事。

炎枠にはリザxの採用も考えていたがリザがいるだけでステロを撒かれる可能性がはね上がると考え、ヒートロトムを採用。しかしヒートロトムが相手にかなり刺さってる場合結局ステロを撒かれたのでどれほど効果があったかは諸説。

耐性がとにかく優秀。ここまでで厳しい電気枠に対して十万めざ氷を半減し、浮遊によってグロスミラー対面の引き先になる(相手はこちらの地震を考慮すれば少なくとも1サイクル目は地震しか押せない)、鋼1/4によってかなり体力が削れていてもバレパン圏内に入らないなど。

スカーフのおかげで勝てることも多かったが撃ち分けしたい場面も多く一長一短。

技構成は個人的にはオバヒボルチェンは確定で十万めざ氷トリックなどから2つ選択という印象。今回は連打できる打点の十万とレヒレが削れた時のポリ2やカビゴンを誤魔化せる手段としてトリックを採用した。正直トリックもめざ氷もほとんど撃たなかったので好みでいいと思う。

終盤は信頼度が上がりヒトムレヒレグロスの選出が多くなっていた。

選出率は4位。



アーゴヨン@竜Z
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性格 臆病

特性 ビーストブースト

技構成 流星/ヘドウェ/放射/悪巧み

実数値 148‐x‐93‐179‐94‐190

努力値 0‐x‐0‐252‐4‐252

・CSぶっぱ

・ダウンロード対策D4振り


最後の枠に入ってきたUSUM要素その2。途中で個体が厳選できたので色違いになった。ここまでで重い電気枠や水妖、ナットツルギにも強い。

ビーストブーストでSが上がるのでスカーフや高速ポケモンでの歯止めがきかないのが強い。相手がブーストを嫌ってスカーフや高速ポケモンを投げてきそうなことが想定される場合は瀕死の相手にも迷わずZを押していた。そういった点や悪巧みのせいで択が発生しまくるので個人的には扱いが難しかった。

技構成はテンプレ、炎技は文字か放射かが選択だが確定数の変わるガルドやカグヤに対してほぼ撃った記憶がないので命中安定の放射にした。

ヒレとZが被っているのでミストフィールドとのアンチシナジーはそこまで気にならないつもりだったが同時に選出したい場面が思ったより多くその点が課題。

このポケモンの通し方が分かっておらずあまり選出できなかったのである意味グライオンよりも反省枠かもしれない。

選出率は5位。


◯選出

・基本選出
グロスミミッキュ+レヒレ

メガ+襷+Zの対面寄りの選出。レヒレグロスで荒らしてミミッキュで〆る。5~6割ぐらいはこの選出だったと思う。

・vsグロス入り+α(ゲンガー入りなど)
ヒレグロスロトム

・vs雨
アーゴヨン+レヒレミミッキュ

・vs受けループ
ヒレロトムグロス

グライオンは刺さっていれば出します()



◯結果

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メインROM 最高2097 最終18xx

サブROM 最高2051 最終19xx




◯おわりに

ずっと目標にしていたレート2000を達成して嬉しいです…となるはずでしたが数字が数字なだけに結局悔しい気持ちが強いという結果に終わりました。
ですがとりあえず2000の壁を破れたことを嬉しく思います。
最後に相談に乗って頂いたボルさんありがとうございました。